40代のエストロゲン低下がもたらす影響と改善方法
40代のエストロゲン低下がもたらす影響と改善方法
40代になると、エストロゲン(女性ホルモン)の分泌量が減少し、身体や筋肉、代謝にさまざまな影響が現れます。エストロゲンが低下することで、次のような変化が見られます。
⚫︎筋肉量や基礎代謝の低下
エストロゲンは筋肉の維持や修復に重要な役割を果たしていますが、その分泌が減少すると筋肉量が減りやすくなり、基礎代謝も下がります。その結果、脂肪が付きやすくなり、運動不足や筋力低下が加速します。
⚫︎姿勢の崩れ
筋肉量の減少により、身体を支える力が弱まり、姿勢が悪くなりやすくなります。特に股関節や骨盤周辺の筋肉が硬くなると、骨盤の傾きや腰部の湾曲が進み、腰痛や肩こりが発生することがあります。
⚫︎ホットフラッシュや気分の変動
エストロゲンが減少すると、ホットフラッシュや夜間の発汗、気分の変動(イライラや落ち込み)が生じることがあります。
エストロゲン低下による体型の変化を改善するエクササイズ
ここでは、エストロゲン低下に伴う体型の変化や姿勢不良を改善するためのエクササイズを紹介します。
1. サイドプランク・ストレッチ
- やり方
- 横向きに寝て、片手を床に置き、体を持ち上げます。
- 反対の腕を頭の上に伸ばし、体側をしっかりと伸ばします。
- 体をまっすぐに保ちながら、10〜15秒キープします。
- 反対側も同様に行います。
- POINT
- 体が下がらないように、肩から足までが一直線になるように意識します。
- 腹斜筋をしっかりと使うことで、体幹の安定性が向上します。
- 効果
- 体幹を強化し、基礎代謝を向上させる効果が期待できます。また、側腹筋を鍛えることでウエスト周りの引き締め効果もあります。
まとめ
40代以降、エストロゲンの低下は避けられないものですが、適切なエクササイズを取り入れることで、筋力や基礎代謝の低下を防ぐことが可能です。日常生活に無理なく取り入れられるエクササイズを続けることで、姿勢改善や健康維持に役立てましょう。