広背筋が硬いと腰痛・猫背に?
広背筋の硬さが腰痛・背中の張りの原因?簡単チェック方法と柔軟性を高めるストレッチ
1. 広背筋が硬いと起こる3つの問題
広背筋は背中から腰、骨盤まで繋がる大きな筋肉で、姿勢や動作に重要な役割を果たします。しかし、広背筋が硬くなると以下のような問題が起こることがあります。
- 腰や背中が張りやすい
広背筋が硬直することで、腰や背中の筋肉に過度な負担がかかり、不快感や疲労感が出やすくなります。 - 呼吸が浅くなる
広背筋は呼吸を助ける筋肉の一部でもあります。硬くなると胸郭が広がりにくくなり、息が深く吸えず、疲れやすさを感じることも。 - 腕や肩の動きが制限される
広背筋は肩甲骨や上腕骨に影響を与えるため、硬いと腕を上げたり回したりする動作がスムーズにできなくなります。
2. 広背筋の硬さを確認する簡単なテスト方法
1.正座で座る
床に正座し、背筋をまっすぐ伸ばします。
2.手を合わせて頭上に上げる
前腕、肘、手のひらをピタッとくっつけたまま、ゆっくりと両手を上げます。
3.判定基準
OK: 鼻の高さよりも肘が上に上がる → 広背筋は柔軟な状態です。
NG: 肘が鼻の高さを超えない → 広背筋が硬い可能性があります。
3. 広背筋の硬さを解消するおすすめストレッチ
広背筋の柔軟性を高めるためには、以下のストレッチを取り入れてみてください!
広背筋ストレッチ
1.足は両方90度に曲げる
2.身体を捻りながら腕を伸ばす
3.ストレッチポジションを15~30秒間キープ
反対側も同様に行います。
POINT
息を吐きながら体を伸ばすと筋肉がリラックスしてより効果的に伸ばせます。
広背筋は骨盤(腸骨稜)に付着しているため、硬さが骨盤の前傾や後傾を引き起こすことがあります。
この影響で姿勢が崩れやすくなり、腰痛や猫背の原因にもなるので、広背筋のケアは全身の健康にとって重要です。
5. まとめ
広背筋の柔軟性を高めて快適な生活を!
広背筋の硬さは、腰痛や呼吸の浅さ、腕の動かしにくさなど、さまざまな不調を引き起こす可能性があります。今回紹介したテストやストレッチを取り入れて、広背筋の柔軟性をチェックし、快適な体作りを目指しましょう!