ストレートネックの原因は胸鎖乳突筋の緊張?それとも姿勢の崩れ?

スマホやパソコンを長時間使う現代、ストレートネック(スマホ首)に悩む人が増えています。首の痛みや肩こり、頭痛に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
「ストレートネックだから、胸鎖乳突筋(首の前側の筋肉)を緩めればいいんでしょ?」と思っている方、それだけでは根本的な解決にはなりません!
この記事では、ストレートネックの本当の原因と、効果的な改善方法について解説していきます。
ストレートネックとは?
通常、頚椎(首の骨)は前にゆるやかなカーブ(前弯)を描いています。しかし、長時間の猫背や前傾姿勢が続くと、このカーブが失われ、首がまっすぐになってしまいます。これがストレートネックと呼ばれる状態です。
ストレートネックになると…
✅ 首や肩のコリ・痛み
✅ 頭痛や眼精疲労
✅ 自律神経の乱れ(めまい・不眠・疲れやすさ)
✅ 呼吸が浅くなる
このような不調が起こりやすくなります。
ストレートネックの原因は胸鎖乳突筋ではない!?
ストレートネックになると、首の前側にある胸鎖乳突筋が収縮して硬くなるため、「胸鎖乳突筋を緩めれば治る」と思われがちです。しかし、これはあくまで結果であって、原因ではありません。
本当の原因は“姿勢の崩れ”にある!
ストレートネックを引き起こす主な原因は、全身の姿勢の乱れにあります。
✅ 骨盤の後傾 → 胸椎後弯(猫背)が強まる → 頭が前に出る
✅ 肩甲骨の外転(巻き肩) → 胸が縮こまり、首が前に出る
✅ 足裏の感覚低下(レセプターの機能低下) → 全身の姿勢バランスが崩れる
このように、首だけではなく骨盤や肩甲骨、足元からの影響も関係しているのです。
ストレートネックを改善するためのアプローチ
ストレートネックを改善するには、胸鎖乳突筋を緩めるだけでなく、全身のアライメントを整えることが重要です。
① 骨盤の位置を整える
骨盤が後傾していると、猫背になり、頭が前に出やすくなります。
✅ 腸腰筋ストレッチ(骨盤の前傾をサポート)
✅ ハムストリングのストレッチ(骨盤の後傾を防ぐ)
② 巻き肩を改善する
肩甲骨が前に出ると、首が前に引っ張られてしまいます。
✅ 胸筋(大胸筋・小胸筋)のストレッチ
✅ 肩甲骨の内転を意識したエクササイズ(菱形筋・僧帽筋中部の強化)
③ 足裏の感覚を高める
足の感覚が低下すると、無意識に姿勢が崩れやすくなります。
✅ 裸足でのバランストレーニング
✅ 足底筋膜のマッサージ
④ 首の正しいカーブを取り戻す
✅ 後頭下筋群のリリース(上位頚椎の過伸展を防ぐ)
✅ タオルを使った頚椎の前弯を取り戻すエクササイズ
まとめ
ストレートネックを改善するには、胸鎖乳突筋を緩めるだけでは不十分です。
✔ 骨盤・肩甲骨・足の感覚を含めた全身の姿勢を整えることが重要!
✔ ストレッチだけでなく、姿勢を維持するためのトレーニングも必要!
日常の姿勢を見直しながら、ストレートネックを根本から改善していきましょう!