身体のゆがみ

身体のゆがみでよくあるお悩み

日常生活の何気ない癖によって、左右の筋肉ののバランスが崩れ、背骨や骨盤などに歪みが生じることがあります。
多少の身体の歪みは誰にでもあります。ですが、痛みや痺れなどの不調が現れている場合は早急に病院に行き診断を受けることをお勧めします。

歪みが起こりやすい生活習慣
身体のゆがみは全身のさまざまな箇所に生じます。特に背骨や骨盤、脚やなどに現れることが多いです。
ゆがみが起こりやすい生活習慣の癖
・片足だけに体重をかけて立つ
・足を組んで椅子に座る
・長時間のデスクワークで姿勢が悪い状態が続く
・バックをいつも同じ肩に掛けている
・片手や片足だけを多く使うスポーツをした経験がある
成長期は、骨が伸びるために骨盤や背骨などの骨格系が発達する時期です。この時期に運動不足や姿勢の悪さ、重い荷物を持ち運ぶことなどがあると骨格系に影響を与え、ゆがむ可能性があります。

身体のゆがみは肩こりや腰痛だけでなく、骨格系や筋肉、靭帯などの構造の不均衡によって引き起こされてます。
この不均衡が続くと内臓の機能に影響を与えることがあります。

身体のゆがみによって起こる症状

⚫︎肩こりや腰痛
様々な原因はありますが、僧帽筋や腸腰筋といった筋肉が弱くなると姿勢が悪くなったり、身体のバランスが崩れたりして、肩こりや腰痛の原因となることがあります。また、背骨や骨盤がゆがみが腰痛や肩こりの原因となることがあります。背骨や骨盤がゆがむと、身体のバランスが崩れそれに伴い筋肉の使い方が変わります。

⚫︎内臓の不調
姿勢の歪みは、胃や腸が圧迫され消化不良や血行不良が起こり、内臓の機能低下を引き起こすことがあります。
また、内臓の不調が姿勢の歪みを引き起こすこともあります。

例えば、腰痛や背中の痛みが続くと歩き方や座り方が変化し、姿勢のゆがみを引き起こす事があります。
また、内臓の不調が引き起こすストレスや疲れが姿勢の歪みを加速させることもあります。
骨盤は内臓を支える役割を担っているため、骨盤がゆがむと胃や腸などといった内臓の位置が下がり、下腹部が出たぽっこりお腹の状態となってしまいます。
これらの臓器が子宮や卵巣を圧迫してしまいますと、場合によってはひどい生理痛になることもあります。

内臓の不調が続く場合には、姿勢の改善やストレッチ、運動などを取り入れることで症状の改善が期待できます。
また内臓の不調が長く続く場合には、医師に相談することをおすすめします。

「むくみ」や「冷え」は女性に多いお悩みの一つです。むくみは、体内の余分な水分や塩分が組織に滞留することによって引き起こされることがあります。以下に、むくみが起こる主な要因をいくつか挙げます。
⚫︎自律神経の乱れ
自律神経は、身体の自律的な機能を調整する神経であり、交感神経と副交感神経の2つの枝に分かれています。
交感神経は、ストレスや興奮などの状況で活性化し、心拍数や血圧などの身体機能を上げます。
一方、副交感神経はリラックスした状態や休息中に活性化し、心拍数や血圧などの身体機能を下げます。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」に分類されます。
この神経は互いに拮抗する作用を有しており、このバランスによって身体活動が円滑に行えるように制御されています。

⚫︎ストレスや不安
精神的、身体的なストレスによって乱れると言われています。
精神的ストレスとしては仕事でのプレッシャーや人間関係の悩み。身体的なストレスとしては過労や環境の変化などが挙げられます。

⚫︎睡眠不足や疲れ
夜勤や昼夜が逆転してしまいますと、生体リズムに狂いが生じ、自律神経のバランスが乱れ交感神経が優位になり、副交感神経が低下します。

⚫︎更年期障害
閉経の影響で女性ホルモンの分泌が減少するとエストロゲンの刺激が弱まり、視床下部の働きが低下することがあります。
このため、下垂体から放出される女性ホルモンの量が減少し、更年期障害の症状が現れます。

⚫︎むくみや冷え
姿勢のゆがむと筋肉が緊張状態が続いていると体液は、血管内に溜まりむくみを引き起こします。
また、血管が圧迫されたり筋肉の緊張が不均衡になり血液やリンパ液の流れが悪くなり冷えが起こります。

身体のゆがみをチェックしてみよう!
身体のゆがみに気づくためには、日々の生活を振り返ることが大切です。
ご自身の身体がゆがみやすい状態にあるかどうか次のチェック表で確認してみましょう。

ゆがみチェック表
よく足を組み
重心を片足にかけることが多い
お腹がぽっこりしている
左右の骨盤の高さが違う
身体が冷えやすい
腰回りに脂肪がつきやすい
左右の肩の高さが違う
肩こりや腰痛がある

これらの項目にいくつか当てはまる点があった方は、身体がゆがみやすい状態にあると言えます。
猫背の特徴的な背中の丸まりは、胸部筋群(大筋、大胸筋、小胸筋)や上腕二頭筋が緊張や弱さによって引き起こされることがあります。これらの筋肉が緊張していると、背中が前に丸まります。
身体のゆがみの解消法
骨盤周りの筋肉を鍛える
骨盤を支える筋肉には横隔膜、腹横筋、骨盤底筋群、多裂筋という姿勢を維持するために欠かせない筋肉です。
特に、腹横筋は、肋骨から骨盤につながっており、背骨と骨盤を支えることで正しい姿勢を維持する役割を担っています。
腹横筋のトレーニング方法は、腹式呼吸やコアトレーニングを行うことで強化することができます。

ご注意!
このページでは、「身体のゆがみ」などについて紹介しています。記事執筆時点での情報です。
正確な情報を記すように努めていますが、医学的視点や見解の違い、科学の進歩により情報が変化している可能性もあります。
記事だけで判断せず、情報の一つとして読んでいただけたらと思います。

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