ダイエット

30代から痩せにくくなるのはなぜ?

30代から痩せにくくなるのはなぜ?「線維化脂肪」と筋肉量の関係とは?

20代の頃は少し食事を気をつけるだけで簡単に痩せていたのに、30代になったら体重が落ちにくくなった…そんな悩みを抱えていませんか?

特に、妊娠・出産を経験した女性は「お腹や太ももが固くなって、昔のようにスッキリしない」と感じることも。

その原因のひとつが 「線維化脂肪」 です。
この脂肪が増えると、ダイエットを頑張っても効果が出にくくなってしまいます。

では、線維化脂肪とは何なのか? そして、筋肉量とどのように関係しているのか? を詳しく解説していきます!


そもそも「線維化脂肪」って何?

脂肪には、大きく分けて 白色脂肪細胞線維化脂肪 の2種類があります。

  • 白色脂肪細胞(はくしょくしぼうさいぼう)
    → 体にエネルギーを蓄える役割。燃焼しやすく、適度にあると健康に良い。
  • 線維化脂肪(せんいかしぼう)
    → 脂肪が硬くなり、代謝が悪くなった状態。燃焼しにくく、ダイエットの妨げになる。

つまり、白色脂肪細胞はエネルギーとして燃えやすいのに対し線維化脂肪は落ちにくい脂肪 なのです。
特に、
太ももやお腹、お尻にできやすい のが特徴です。


なぜ線維化脂肪が増えるの?

30代以降、特に妊娠・出産を経験した女性は、以下のような理由で線維化脂肪が増えやすくなります。

血流やリンパの流れが悪くなる

妊娠や出産、デスクワークの影響で筋肉を使う機会が減ると、血流やリンパの流れが滞ります。
そうすると、
老廃物や余分な水分が溜まり、脂肪が硬くなりやすくなります。

筋肉量が減る(加齢による基礎代謝の低下)

20代と比べて、30代以降は筋肉量が自然に減少 します。
筋肉が少ないと
基礎代謝が低下し、脂肪が燃えにくくなる ため、余った脂肪が線維化してしまうのです。

姿勢の崩れ(骨盤のゆがみ)

出産後や長時間の座り姿勢によって 骨盤が前傾・後傾しやすくなります。
すると、お腹や腰周りに脂肪がつきやすくなり、
使われない脂肪が硬くなってしまう のです。

セルライトの発生

線維化脂肪は、セルライトの原因にもなります。
セルライトは、脂肪が老廃物と絡み合ってできたもの。
放置すると
どんどん硬くなり、マッサージをしてもなかなか取れなくなります。


筋肉量が増えると線維化脂肪は減る!その理由とは?

筋肉を増やすと、線維化脂肪を減らせる理由 は以下の通りです。

筋肉が増えると基礎代謝が上がり、脂肪が燃焼しやすくなる
血流が改善され、老廃物が排出されやすくなる
姿勢が良くなり、特定の部位に脂肪が溜まりにくくなる
セルライトの改善につながる

つまり、筋肉量を増やすことで「脂肪がつきにくく、落としやすい体質」になる のです!

線維化脂肪を防ぐ&減らすためのおすすめエクササイズ

筋トレとストレッチを組み合わせることで、血流を改善しながら脂肪を燃焼しやすくできます!

スクワット(下半身の筋肉を鍛え、血流を改善)

やり方:

  1. 足を肩幅に開き、つま先は軽く外側へ。
  2. 背筋を伸ばしたまま、ゆっくりと腰を落とす。
  3. 太ももが床と平行になったら、ゆっくりと立ち上がる。
    → 15回×3セット

ヒップリフト(骨盤の安定&お尻の脂肪燃焼)

やり方:

  1. 仰向けになり、膝を立てる。
  2. お尻をゆっくり持ち上げ、肩から膝まで一直線にする。
  3. ゆっくり下ろし、繰り返す。
    → 15回×3セット

プランク(体幹を強化し、姿勢を整える)

やり方:

  1. うつ伏せになり、肘とつま先で体を支える。
  2. 頭からかかとまで一直線をキープ。
  3. 30秒〜1分間キープ。

ダイナミックストレッチ(筋肉を柔らかくし、血流促進)

ストレッチは、トレーニング後に行うと効果的!
特に、太ももやお尻のストレッチを取り入れると、脂肪が柔らかくなり、燃焼しやすくなります。


まとめ:筋肉を増やして線維化脂肪を撃退!

筋肉量が少ないと、線維化脂肪が増えて痩せにくくなる!
血流やリンパの流れが悪いと、脂肪が硬くなりやすい!
筋肉を増やすことで、脂肪が燃焼しやすくなり、ダイエット効果がUP!
スクワットやヒップリフトで下半身を鍛え、脂肪を落としやすくする!

「最近、痩せにくくなった」「お腹や太ももの脂肪が硬い」と感じる人は、筋トレとストレッチを取り入れて、線維化脂肪を撃退しましょう!

手ぶらOK全てのコースでウェア・シューズ・
タオル・ミネラルウォーター付き
手ぶらOK全てのコースでウェア・シューズ・
タオル・ミネラルウォーター付き
TEL.080-3882-7251
メールフォームからのご予約
PAGETOP